遠軽中央病院

遠軽中央病院

こちらはかつて遠軽町で在ったが、今は閉院した病院を色々調べた結果、出所不明ですが以下の記事を見つけました。

介護給付費を不正受給していた遠軽中央病院が、介護療養型医療施設の指定を五月一日付で取り消しに
道介護保険課によると、非常勤の医師らを常勤のように装って指定を受け、介護給付費計約1億800万円を不正に受け取っていた。名義借りによる医療施設の介護給付費の不正受給の中でも、同病院の不正受給額は最も高額。また、診療報酬約2億1000万円も不正受給しており、北海道社会保険事務局は五月一日付で、保険医療機関の指定を取り消した。今後、同病院は勤務医が診療所に縮小して継承していくという。 (2004/05/05)

1日づけで保険医療機関指定を取り消された遠軽中央病院は5日づけでで廃院となり、元勤務医が診療所開設
医師の名義貸しによる診療報酬不正受給で保険医療機関指定を取り消された遠軽中央病院は廃院され、勤務していた医師が病院建物の一部を借り、個人経営の診療所を開設し入院患者18人全員を引き継いだ。15には新に保険医療機関の指定を受ける予定という。 (2004/05/08)

院長(氏を池内という)には三人の息子がおり、いずれも医者になったが、片田舎の病院を継ぐ意思はなく、街に出た。長男が結婚を機に遠軽に戻ることを考えたが、都会育ちの妻はこれを頑なに拒否。長男は自殺、院長も鬼籍に入り、病院はそのまま放置されている。

廃墟とは、闇の深さを知る機会なのかも知れません。