令和2年5月14日紋別市内の牧場で作業事故の発生(紋別署)

2020年5月31日

令和2年5月14日紋別市内の牧場で作業事故の発生(紋別署)

北海道警察HPより

 14日午後1時58分頃、紋別市内の牧場において、伐採作業中の64歳男性が樹木と接触し、搬送先の病院で死亡が確認された。

※記事を訂正します。

北海道警察の文面より牧場の従業員が亡くなった事故だと思いましたが、コメントによるご指摘で業者が牧場の木々を伐採していた際に、業者の従業員が亡くなられた様です。

ご指摘の通り、以下の表から農業に従事して亡くなる方が多い様です。

死亡者数の推移(平成26年~)

平成26年平成27年平成28年平成29年平成30年
全産業1,057972928978909
建設業377327294323309
林業4238414031
農業350338312304274

農業の場合は8割以上が65歳以上の方が巻き込まれるケースが多く、主に農機具起因による死亡事故が起きている模様です。

林野庁によると林業では重量物が関わる作業のため死亡事故が絶えず、就労人口に対する死亡事故の発生率について平成30年の数字ですが全産業では2.3(千人率)、建設業では4.5(千人率)、林業では22.4(千人率)となっており、極めて高い確率となっている模様です。

誰でもミスや間違いが有ったりしますが、林業ではちょっとしたミスが命取りになるケースが多いのかもしれませんね。

なぜちょっとしたミスが発生したのか?その根本的な原因を明らかにし、対策を実施し、多くの作業現場で履行出来るように水平展開!!なんて事はしていないんでしょうね。